北海道で震度6強の強い地震が発生しました。 被害に遭われました方々に心よりお見舞い申し上げます。 熊本地震に遭った時のあの恐ろしい揺れを思い出しました。 以前北海道に行って感じたことは、住宅の屋根は瓦はほとんど見られず、トタン屋根(板金屋根)が多いことでした。 雪が多いため屋根を軽くする必要のためだろうと思いました。 これが幸いしたのか、出勤前にテレビで地震の状況を少しだけ見ましたが、住宅が倒壊し圧死された方は少なかったようです。 建物の構造計算で 地震力を式で表すと P 地震力 = K 水平震度 × W 建物重量 となります。 同じ規模の建物で、水平震度(建物にかかる地震のせん断力)が同じであれば、重さが重いほど建物が揺れるわけです。 瓦屋根よりもトタン屋根(板金屋根)の方が頭が軽いのでその分揺れは小さくなります。 そのためか住宅の倒壊は少なかったようです。 当然瓦屋根が不利かと思われますが、決してそうではないのです。 瓦屋根でも構造計算を行い安全な設計を行えば、瓦屋根は決して不利ではないのです。 瓦屋根は設計を間違わなければ日本古来からある優れた建築材料です。 当ホームページの耐震設計のページを更新しました。 http://www.z-miura.com/home/home.html 一読頂ければ幸いです。 今後の被害の状況を見守りたいものです。 |
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