安藤忠雄 可能性をつくる

先日 安藤忠雄の講演を聞きに行ってきました。

演題は 可能性をつくる

可能性をつくるためには、物を考える力が必要。

可能性を求めるのは男性よりも女性がうまい。

男性は仕事で疲れ果て休みの日は家にいたがりますが、

女性は可能性を求めコンサートを聞きに行ったり、

美術館に見に行ったりと可能性を求めるのは女性の方がうまいと。

72才になった今でも抱えているプロジェクトは約40そのうち海外が7割

海外での仕事が多いと。

弱くなった日本を取り戻さなければならないと。

72才になっても世界を股に挑戦し続ける相変わらずのパワフルさに感動しました。

講演会の前に「安藤忠雄とその記録」持続力で仕事に挑む建築家の記憶を探る

と言う書籍を購入した際、実筆のサインを頂きました。実筆のサインを頂いたのはこれで3度目です。

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熊本市本荘の竜之介動物病院の院長 徳田竜之介先生を誘って
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その著書の中で

「とりわけ今、強く感じているのは、日本という国が本当に弱くなったという現実である。仕事でアジアの近隣諸国を訪れると、国際社会における日本の存在感がここ10年で急速に弱まっていることが分かる。世界の激しい動きや変化に鈍感でも生きていけるという島国の幸せで、まだかつての経済大国ニッポンの幻想を引きずっている人もいるようだが、よく考えてみれば20年前からずっと下り坂だったわけである。間違いなく、日本という船は沈みつつあるのだ。そんな時に東日本大震災、津波で日本の半分がやられた。私たちの国は今、まさに崖っぷちに立たされている。それなのに、政治は強力なリーダーシップを発揮するどころか、永らく内輪もめばかりで完全に機能不全の状態になった。国民も疲れていて、怒り、立ち上がる元気がない。そんな社会状況の中で厭世的になっているのか、若者も内向きに閉じこもっていて、グローバル化する世界に対し、心が鎖国状態になっている。
この息苦しい日本の閉塞感をなんとかならないかと思うが、なんともならない。目指すべき未来の光も見えない。本当に絶望的な状況だが、それでも私たちは日本人として、この国で生きていかなければならない。一人一人が個人のレベルで、死に物狂いでやっていくしかない。これからグローバル化する一方であるだろう新しい時代の社会で闘って、仕事がないなら自分でつくるという気概で、生き抜いていくしかない。破綻したのはあくまで社会のシステムであって、日本人という民族の心の豊かさ、その本質に変わりはない。個人がつねに考えて生きる緊張感を社会が取り戻さないといけない。」

と述べています。正にその通りだと思い、感動したので一部抜粋させていただきました。

講演の中で

サミエル・ウルマンの青春の詩を紹介されました。

サントリー 元会長 佐治 敬三さんからサントリー・ミュージアムを設計依頼された際この詩を心に刻んでおけと教えられたそうです。

「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。

理想を失う時に初めて老いがくる。

歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く

人は自信と共に若く

希望ある限り若く

疑惑と共に老ゆる
  
恐怖と共に老ゆる

失望と共に老い朽ちる

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。

これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。」

と言う詩です。

私もこの詩を心に刻んで生きていきます。








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