ユニセフ東日本大震災報告写真展を見て

先々週ユニセフ東日本大震災報告写真展をわが子達を連れて見に行きました。
3.11から2年 福島の今 と言う講演も同時に行われました。

写真にはもの凄い被害の状況が写されており、悲惨な状況がひしひしと伝わってきました。

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ユニセフから頂いた「安心して住める福島を取り戻すために」

「福島の子ども保養プロジェクトへの継続支援の要請」から一部抜粋します。

福島は、ご承知の通り、地震、大津波、原発事故、さらには放射能汚染による風評被害と四重の災害に襲われました。そのうえ最近は、時が経つにつれ、福島がだんだんと忘れられていくのではないかという「風化災害」が心配されています。風化どころか、福島を避けるあるいは無視するという兆候すら見え隠れしています。

実際は原発災害は収束に向かうどころではありません。被害は日ごとに拡大しているとさえ言うべきです。情報が小出しにされるだけに深刻度を増しています。とどまるべきか?避難すべきかとという問いかけを福島県人の誰もが毎日のように突きつけられています。

とりわけ子供の健康を心配する母親の気持ちは「置き去り」にされたままで、いまだに自主避難を余儀なくされている母子が多い中で、国も東京電力も自治体も「寄り添う」という姿は全く見えていません。

放射能は目に見えないばかりでなく、低レベル放射線が人の健康に及ぼす影響が十分に分かっていません。また被害を受けている人自身がホールボディカウンター等で検査をしない限り被害の状況を認識できません。「将来ある確率で起こるかもしれない」という非常に大きな心理的ストレスを生み出します。そしてそれが長期に及ぶわけです。と書かれていました。

原発事故はまだ収束しておらず福島県民の苦悩の日々は続いており、約16万人が避難生活を続け、そのうち県外避難者は約6万人、18才未満の子供達も約3万人が県内、県外で避難を続けているそうです。
こうした現状を打開する国や自治体の健康管理、諸施策は決して十分ではないと言う説明でした。

福島の子供達はいまだ外では遊べず室内で遊んでいるそうです。
そう言う子供達の写っているビデオを見ると悲しくていたたまれない気持ちになりました。

ロシアのチェルノブイリ原発事故から27年経っていますが、ロシアは国家予算の2倍とも3倍とも言われる予算を使って原発事故を処理したそうです。ロシアが崩壊したのは原発事故の処理に多額のお金を使って処理したので崩壊したと言われているそうです。それもロシアはたった1基の原発を廃炉にするのに福島原発は3基もあります。ロシアは100年の計画で廃炉にするそうですが東電はそれを40年で廃炉にすると言っているそうです。ロシアの人がそれを聞いたらビックリされたそうです。果たして廃炉にすることができるのでしょうか。

色んな問題があり簡単には復興は始まらないそうです。

何が出来るのかと考えれば募金しかできないと感じました。

今の建築基準法は昭和25年に制定されていますが、大きな地震が起きる度に建物の構造規定が改正されてきました。昭和43年の十勝沖地震(M7.9)の後、昭和46年に法改正。昭和53年の宮城沖地震(M7.9)の後、昭和56年新耐震設計法導入。平成7年の阪神大震災の後、平成12年性能規定化が定められてきました。

地震による多くの犠牲者がでる度にそれを教訓にして基準法の構造規定が改められてきたのですが、今回は原子力発電所の問題でしょう。福島の原発事故が起こるまで日本にこんなにたくさんの原子力発電所があるとは知りませんでした。平和に暮らしあまりにも電気に頼る生活に満足し過ぎていたようです。

東日本大震災が起きてエネルギーのことについて考え直さざるを得ない状況になってきていると思います。

私たち建築に携わるものは、電力消費が少なくてすむ建物を造っていかなければ原発を減らし0にすることはできません。

電力消費を少なくするためには、建物の断熱性能を上げることと日射や通風を上手く利用することが必要です。

断熱性能を上げるには、それなりのコストがかかりますが、日射や通風を上手く利用することは設計者の考えでそれが実行できます。

東日本大震災で多くの人や動物の命が犠牲となり、住む土地や夢までを奪われた方々の無念な気持ちを忘れず子供達の将来のために、電力消費が少なくてすむ建物の設計をしていかなければなりません。





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