三浦善次郎建築設計室  熊本 建築 設計事務所

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zoom RSS 超高齢化社会に思うこと

<<   作成日時 : 2014/09/15 14:44   >>

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今年の、年頭これからの10年の設計業務目標を超高齢社会に伴う医療・福祉施設の設計に携わることを目標にしました。

今の日本の高齢化社会の現状は、総務省統計局2013年9月15日現在によれば、65歳以上の高齢者の人口は3186万人で、総人口に占める高齢者の占める割合は25.0%、人口、割合共に過去最高となりました。

団塊の世代(昭和22年度から24年度生まれ約806万人)も来年2015年には介護年齢の65歳に達し、国民の4人に1人は高齢者となります。

その後、高齢者人口は増加を続け2055年(今から約40年後)には国民の2.5人に1人は65歳以上の高齢者となると推測されています。

娘たち(下の娘小学5年生10歳)が私たちの年齢になった頃には、2.5人に1人は65歳以上の高齢者となるわけです。
誰が高齢者の面倒をみるのでしょうか。
本当に恐ろしいことです。

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「トシ・ヤマサキ まちづくり総合研究所 代表取締役 山崎 敏 氏の論文」 

「超高齢化社会をまちづくりで乗り切る」

に述べられていることを一部抜粋してご紹介します。

「各個人の疾病発症を含めたエピソードルートとして焦点を当ててみる。

加齢とともに脳梗塞、心臓発作などに見舞われ病院に救急搬送される率が高くなる。
人によっては、障害が残り専門的リハビリテーションを受ける。

その後、在宅復帰するが、再度倒れる。
さらに、通所デイサービスを受けながら、一時的にショートステイを利用して地域で暮らし続ける。

このスパイラルを何回か繰り返すことになる。

さらにその後、本人が認知症などを発症し家庭で介護ができなくなるケースもあり、介護施設(老人保健施設、特別養護老人ホーム)に入所し生活、結果として癌により緩和ケア病棟で死亡、あるいは自宅で老衰により亡くなっていくのが一般的な死亡へのルートである。

高齢者はいくつも疾病を複合的に抱えているために、すべての症状が治癒することは少なく、服薬管理など医療と切れない生活となる。」


確かに生々しい話ですが、このような生活をしている方を身近に経験しています。

病気をして軽いうちは自宅から病院や施設に通い生活をすることができますが、病気や痴呆が進行すると自宅では介護ができなくなり最終的には施設に入り臨終するケースが多いようです。


国土交通省の調査によれば
「65歳以上の高齢者のいる世帯(高齢者世帯)では、夫婦のみもしくは単独の世帯がその半数を超えています。」

学校を出て就職し結婚し家庭を持ち子供ができて、マイホームを購入し子育てをして子供が成長し子供が独立する。

子供が独立すれば夫婦二人となりますが、どちらかが病気や痴呆になり介護をしなければならなくなれば、高齢者が高齢者の世話をするのは大変なので介護サービスを受けるようになります。

これからの社会は少子化がますます進行し、介護を受ける人は増えますが介護をする人は減ってきます。
(2055年には2.5人に1人は65歳以上の高齢者)

その上、介護職の離職率は30%近くもありただでさえ人口が減るのに、介護従事者の数も減ることが予想されます。

先に書いた 山崎氏の論文 

「超高齢化社会をまちづくりで乗り切る」 の中で

「医療 福祉はまちずくり全体で考えていくべき時代となった。

ただ一つの医療施設や福祉施設をつくれば、それで超高齢社会を乗り切るとはいえない。

コミュニティ全体で高齢者を支えていくことが望まれているのであれば、そのようなまちを創り上げていかなければならない。

介護予防 医療から福祉 在宅への円滑な流れをまち全体で創り上げていく時代となった。」

と述べています。

介護を受ける人は増えますが、介護をする人は減る時代が来るわけですから、高齢者用の住まいと医療福祉の施設を一まとめにしたモールを建設することも一つの善い方法と考えます。

現在、高齢者施設、高齢者用マンション、高齢者の住まいと医療福祉モール、シニア リゾート等 提案プランを作成中です。

昨今、ショッピングモールや一般マンションはあちこち建設されていますが、将来を見据えた

高齢者の住まいと医療福祉施設モールの建物を、まちのあちこちに建設し、高齢者が住みやすいまちづくりをしていかなければならないと考えます。







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